おはようございます~
マドリードからリアル孟母ベティです。
ずっとマドリードにいるよね?はい!おっしゃる通り!
「スペインの大学」に進学を検討している長女と一緒に、
スペインに来ています。
で、長女はここマドリードで、
1週間サマーキャンプ
2週間語学学校(そのうち1週間はホームステイ)
に行きます。(スペイン語で)
この記事はスペインでの英語やスペイン語のサマーキャンプの探し方や内容に興味がある方向けです。
今ちょうど「1週間サマーキャンプ」が終わったところ。
ほぼリアルタイムレポートでお届けします。
サマースクール紹介 VALLE ABEDULES
サマースクールは、
①教育機関が直営しているもの(大学や語学学校)
②サマースクール専門の業者が運営しているもの
の二種類があります。
今回は後者の「サマーキャンプ・サマースクール専門業者の運営」タイプに申込みました。
実際は「先に2週間語学学校」「その後1週間サマーキャンプ」にしたかったんですが、引っ越しの都合でこうなってしまったんですよね。

スペイン在住の子ばかりが来ていて、
マドリード郊外のキャンプ場のコテージに泊まり込み。
たとえばサマースクールによっては、「外国人旅行者ばかり参加している」タイプもあります。
この台北で行ったサマースクールはそのタイプで「海外在住の台湾系の子どもが夏休みに里帰りして参加する」ので参加者がほぼ旅行者、ということになる。

参加者にどういう属性の人が多いのか、そこで話されているコミュニケーション言語はなんなのか、というところはけっこう体験する上で重要です。
旅行者が多ければ、当然レッスン時間以外は英語で会話しがちになるからです。
もうこれは直接運営事務局にメールして聞いてみるのが良いと思いますね。
今回、教科書では出ないようなスペイン語を身につけて、野外活動もしてきてね!という意図があり、地元の子ばかりが来るキャンプをわざと選択。
(キャンプに行く前に、長女がオンラインでスペイン語を習っている先生にキャンプに行くという事情を説明して、知っておいた方が良いフレーズも練習しました。例えば『危ない!』とかさ)
集合三日前に「寝袋持ってこい」とお知らせ届く
ショートパンツが何枚、水遊び用の靴とビーサンと~とかいろいろ書いてありました。3日前に言うなよ!
いやこんなの、2週間くらい前にメールで送れましたよね?
そのおかげでマドリード南部の中国人街をニーハオニーハオ言われながら寝袋を求めてさまよう羽目になりました。
(でもスペイン在住の方が「普通はそういうの前日に送ってくるのがスペイン。3日前で良かったですね」って言っておられました)
あとメールでさらっと「30€も持ってきて」って書いてあったので、確認したら「現金のみ」とのことだったので、ATMも探して町をうろうろ。
送り出すだけで一手間です。
地元の子が来るサマーキャンプってどうやって探せばいいの?
それはですね、地元の言語でクッソしつこく、出てくるまでネットで検索するんですよ!笑
ここで、英語だの、まして日本語だので探すと「外国人向け」「日本人がいっぱい」のところしか見つからなくなります。
エージェント?!
甘えたことを言ってはいけません。
エージェント通したら日本人ばっかりのところに送り込まれて行った意味ない、みたいになっちゃいますし。
まずですね、「子どもに異国体験・外国語をやって欲しい」と願っているのに、親のほうは「日本語エージェントを使って楽をします」っていうのは、私はその親の逃げ腰姿勢は良くないと思います。
子どもに外国語をやって欲しかったら!自分も外国語で頑張るんですよ!
私ですか?!一切スペイン語はわかりません。
でもブラウザ設定を切り替えるなり、GPTを駆使しまくるなり、
我々にはテクノロジーという味方があるんっス!
で、スペインだとスペイン語や英語でさまざまなサマーキャンプ・サマースクールを一括検索できるこんなサイトがあるのですよね。
私もこのサイトに行きつき、今のキャンプを見つけることが出来ました。
英語とスペイン語のバイリンガルキャンプとか、英語だけとか、いろいろ一括して見られるので超便利!

楽しい野外アクティビティどころかブートキャンプだったらしい
コテージに宿泊だとばかり思っていたら、寝袋持ってこい!のあたりで、あれ?これって私の予想よりハードなキャンプだった?!ってちょっと思いましたけど、その通りでした。
携帯は没収(笑)
携帯触って親と連絡していいのも火曜日木曜日に2時間ずつだけ。
子どもの唯一の癒し(自由)は売店で買うアイスクリームのみ!
(そのための現金30€持参)
もうね、あれですよね。
「野外活動」っていう意味の「キャンプ」じゃなくって、
「ビリーズブートキャンプ」とかの「基地・兵営」の方の意味の
「キャンプ」だったんだなって。
ごめんねママスペイン語読めないからさ、こういうこともあるよね(笑)
直前に届いた資料に記載のあったキャンプ概要
自己肯定感・感情コントロール・対人スキルの向上を目的とした自己成長型キャンプ
楽しく学びながら、日常生活で使える力を育む
活動例:
自己開発系:演劇、ソーシャルスキルトレーニング、感情知性、コミュニケーション、問題解決
自然体験・冒険:乗馬体験、ロッククライミング、ジップライン、ビバーク(野外宿泊)、スポーツ、カヤックなど
乗馬しましょう!まず牧場まで3時間歩きます!だったらしい
(スペイン熱波来てるので、この陽気にすごいな・・・ですけどそれが出来るティーンの体力もすごい)
とにかくガンガンに子どもを動かせまくるブートキャンプだったようですね。
親はメールでGドライブが運営事務局から共有されてきます。
私にできることは、そのGドライブの写真を見ているだけね(笑)
生意気ティーンには「他人の釜の飯プロジェクト」
朝7時にヘビメタで叩き起こされハイキングだカヤックだ乗馬だ球技だとスタッフたちがここぞと追い回してくださったようで。
長女が感想として「今までの人生(15才)の一週間の中で一番長い一週間だった」って言ってました。
朝から晩までたっくさんアクティビティが入っていたようですね!
水曜日夜 トイレ設備のないところでキャンプ(各自寝袋持参)
けっこう夜寒くよく寝てないのに近所の人が犬を朝6時に散歩に来て犬の声でみんな起きちゃう
木曜日も野外体験でひたすらスポーツなど
金曜日 ひたすらスポーツやアクティビティ夜は最終日お祝いディスコ状態が夜半まで続く。
最近横柄だった私への口の利き方が少しマシに!
ブートキャンプの成果!
スペイン語上達ぶりはこの後語学学校で測ってもらうとして、態度が激変!
「ツナマヨおにぎり作ってくれませんか?」みたいに親への態度が改善されました(笑)
(キャンプ行く前は「なんで作っておかなかったの!」くらいに横柄でした)
というわけで家庭のおかずで夕食は歓迎してあげました。
(ゆでコーンなんか塩味とお醤油味両方)
長女が入ってたキャンプコテージ(生意気ティーン収容所)
アメリカ在住の友人が教えてくれたのですけど。
アメリカ親はティーンが親に横柄になってきたら、東南アジアへボランティアキャンプに子供をぶち込むらしいです(笑
家庭でいかに大切に自由に、しかも自分中心に動いてもらってたかっていうことを子供に身体で学んでもらう、他人の釜の飯プロジェクト、良いですね!
かかった費用
オランダースペイン 飛行機移動 600€
キャンプ5日間 589€
サマーキャンプ概要と申込先
VALLE ABEDULES
reservas@campamentosveranoava.com
メール対応丁寧です

宿泊施設はここ:
https://albergue-valle.com/
+34 630 084 576
+34 646 022 818
+34 91368 86 53
対象年齢:6-16才
場所:マドリード郊外40キロほどのところ
マドリード市内からコテージへの往復送迎あり(26€)
2025.7.20


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